夢に向かって叫んでいるんだろう

しがない大学生の思いの捌け口

一等星を見つける喜び

長年嵐担兼大野担として生きてきた。ちょいと前までは。嵐を好きになったことによって、ジャニーズはある程度まんべんなく好き。大型歌番組でジャニーズグループが共演するともれなく沸く、そんな私だ。

でも、Jr.にはいかんせん興味がなかった。というよりは、容易にJr.に手を出したらとうとうヤバイのではないかという予感がしていたし、それを公言していたから余計、自ら足を踏み入れないように抑えていたんだと思う。現代っ子の語彙力の無さが垣間見える"ヤバイ"だが、こればっかりは本当にヤバイのだ。

Jr.担は明日が怖い、という言葉をよく目にするように、デビュー組とは違いJr.担に明日は約束されていない。正直言うと私はそれが怖かった。一方的な愛にしても、愛してやまない人がなんの前触れも、事務所からの発表も、本人からの発表もなく突然居なくなってしまうなんて私には耐えられないだろうと思う。糧がなくなって空っぽになってしまうのではないかと思うと、Jr.に許容範囲を広げるのは恐怖でしかなかった。

そんなマイナスばかりのイメージしかなかった私だが、今はどうなんだと言われると、そんな発言をしていた人間と同一人物とは思えないほどの人間と化している。絶対に手は出さないと決めていたはずが、今じゃ少クラだガムシャラだまいジャニだとあちこちを走り回っている。人間何があるか分からないものだ。

何故こんなにのめり込むまでのJr.大好き芸人になってしまったのだろう。今でも、「もしかしたら明日、この笑顔を見ることは出来ないのかもしれない。」という恐怖は消えていないし、体制も耐性も持ち合わせていない。彼らの足は地に着いている訳ではないし、常にぐらついていて崖と隣り合わせだ。でも、だからこそ応援する楽しさと喜びが大きい。


私は、それに喜びを感じてしまうことが一番ヤバイと思っていたのだ。


CDを出す訳でもない、レギュラーは別として滅多にドラマやバラエティーに出る訳でもない。安定した未来がないのは不安で仕方がない。それでも、コンサートのバックに着いている!バーターに抜擢された!という喜びはデビュー組とはまた違った味で楽しい。
私はその味を覚えてしまった。一度噛んだらいつまでも味わいたい。彼が日の出を浴びるまで、若しくは日の出を浴びてからも応援したい。実際、Jr.大好き芸人になってから1年も経っていない為、応援しているJr.がデビューしたというケースを体験していないので分からない。もしその時が来たとして、私は嬉しいと思うのか、それとも寂しいと思うのかそれはまだ分からないが、彼らのことを思ったらきっと「良かったね。やっとだね。」としみじみとするのではないかと思う。
Jr.を応援することは山あり谷ありのノンフィクションドキュメンタリーだ。彼らがどう考えるか、行動するかもそうだが、我々がどういうスタンスで、どういった声援を送るかにも左右されるんだと思う。


だから、楽しい。


私は今、最高のエンターテインメントを見させてもらっている。全ては事務所に決定権があるわけだが、彼らが「頑張るから!上に上がるから!着いて来てくれ!」と声を荒げているのを応援するのはこんなにも楽しいことなのかと知り、また今日もズブズブと底なし沼に足を踏み入れている。当分は抜け出せそうにない。てか、抜け出せる日が来るのか…?
でも、自らの足でまんまとハマりに行ったのだからこれからも順調にハマり続けて行こうと思う。



だけど事務所さん、グループ内格差はやめよう。