夢に向かって叫んでいるんだろう

しがない大学生の思いの捌け口

「担当」という言葉に捉われすぎる

初対面の同業者に出会って必ず聞かれることとして、「誰担ですか?」が一番に挙げられるのではないかと思う。きっと私自身も聞く。そこから話を展開していくのが一番手っ取り早いから。人によって担当の定義が違うので厄介なところも多々あるが、その人が一番に応援している人が担当であることに間違いはない。
その定義でいくと私の担当は誰なのだろうか。

友人に「え?誰担なの?」と聞かれると返事に困る。結局のところ私は誰担なのだろう。WESTさん達を応援したいと思うし、紫耀くんも応援してるし、NEWSも応援してるし、なんだかんだ嵐も応援してる。正直この中でも優先順位はあって、そこから考えると私の担当は平野紫耀くんだ。

でも、胸を張って「私の担当は平野紫耀くんです!」と言えない自分がいる。言いたいのに。言いたくて仕方がないのに、言えない。きっと私の中での担当という定義が重いせいなのだと思う。イエローリップマンの言う通り私は浮気者だ。こんな浮気者が「平野担です!」と言うのは申し訳ない気がしてならない(何に対して申し訳ないと思っているのかは分からないけど)。

担当を名乗れない理由のもうひとつとして、周囲の人たちから「私=大野くん」が定着しすぎていることが挙げられる。
私がWESTやJr.の話を熱弁すると必ずと言って良いほど「あれ?嵐は?大野くんは?」といったような答えが返ってくるくらい、私が嵐のファンであることが固着してしまっているのだ。まあ、正直ずっと愛を叫んでいたからそれはしょうがないことなのだけれど。あんなに大好きだったのにどうしちゃったの?と心配されることもしばしば。だから、それについての説明をするのが面倒くさいし、ジャニオタじゃない友達(ジャニオタの友達もだけど)に、私の担降りまでの経緯を説明したところで何のこっちゃ興味もないだろう。
でも実際問題、優先順位が変わってしまったことは事実だし、応援しているGはたくさんあるけれど、その中でもやっぱり本腰を入れて少しの(きっと少しじゃない)犠牲を払ってでも応援したいのは平野紫耀くんだ。だからと言って、他を厳かにするつもりはない。



だったら担当を設けなくて良いのではないか?

担当を名乗ることは、一種の自己満足だと思っていて。私は○○くんを応援しているの、みんなとは愛の大きさが違うのよ!と言ったようにも聞こえるなと。少なからず担当を名乗ることのどこかにそういった気持ちがあるのだと思う。きっと私もそうだ。
それが行き過ぎると同担拒否とかになっちゃうんだろうな。これについては私には全くもって理解出来ないんだけど。そういう方がいらっしゃるのもしょうがないというか、でもあんまり独占欲強いのはどうかと思うよ。だからジャニオタ怖いって言われちゃうんだよ。って、言いたいのはそんなことじゃない。

そこで、もういっそのこと担当を作らなければ良いのでは?という考えに辿り着いた。別に担当を作らなくてもオタ活は十分に出来る。むしろ捉われるものが無いから自由。ただの「ジャニオタ」だ。
……………でも、それもそれでなんか…なんて思ってしまう私なのだよ。いや、ジャニオタなんだけど。ジャニーズ全部いけるのかって言われるとそうではないし、割と自分の中の世界は狭い。一般の方々よりは話が通じると思うけどそんなに深いところまでは知らないし。
あとは初対面の同業者に在らぬ疑いをかけるのが嫌っていうのもある。ジャニオタって、基本的にDD嫌がるじゃない?そんなこと言って、私自身ライトなDDだけどさ。偏見持たれるのもこっちとしてはカチンと来るというか、あからさまに線引きされるとさすがに悲しいわけでございまして。だからやっぱり担当制度は必要なのかな…とも思う。最初から無かったら良かったんだけどあるからね。今更無くすことは出来ないし。


だが、ここまで話してきて思ったのだ。


担当に捉われすぎてる。


そうなのだ。私自身が「担当」という制度に捉われすぎているのだ。重く考えすぎているのだ。そして、周りの目を気にしすぎている。アイドルを追うことなんて自己満足の世界なのに、周りを気にしすぎて勝手に担当という言葉を重くしている。
ああ…矛盾だらけだ……

とにかく私は平野紫耀くんを担当と呼べるように、これからも精一杯ライトなDDしていこうと思う。もっと視野を広げて色んな人の魅力を知った上で、紫耀くんの魅力と私自身の紫耀くんに対する愛の大きさ(何を言っている)を再確認して、やっぱり私には君なんだ確信したところで、両手を広げて待ってくれている紫耀くんの胸に飛び込もうと思う。だから紫耀くん。突然消えたりしないでね。本当に。今の状態からして9.5割無いと思うけど。


ハア…なんて気持ちの悪いオタクの宣言でしょう。兎にも角にも、ゆっくり考えていこう。頑張って生きていこう。私に元気と勇気と希望を与えてくれてありがとうジャニーズ。